Ed Hardyの魅力は日本にあり

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スカル(骸骨)柄や個性的なタイガー(虎)模様のデザインが人気のファッション「Ed Hardy」をご存知でしょうか?

モダンタトゥー(西洋刺青)の生みの親、エド・ハーディー。デザイナーのクリスチャン・オードジェーがエドのデザインをファッションに展開。
LAを中心にマドンナ、ミック・ジャガー、ヒルトン姉妹、ブラッド・ピット、レオナルド・ディカプリオ、ディヴィッド・ベッカムなど多数のセレブに愛用されています。

刺青の歴史は、主に帰属の象徴でしたが、現代のタトゥーは、自分の個性を表現する手段へと変化しています。
刺青の紋様にある、勇気、忠誠、純潔、魔除け、生命、名誉、正義などの意味を、奥深くに秘めながら、エドは日本ではマイナスイメージであった刺青を、タトゥー・アートとして、世界のファッションデザインに変えました。

セレブが、エド・ハーディーを好む理由には、公的な場で上品で優雅にふるまうことを期待される場と、プライベートで、個性的な服を、センスよく着崩したオフ・ファッションは、多くの人たちから大変魅力的にうつるからでしょう。

歴史や世界を見ると、被支配層にはデザイン性の低いもの、身分の高い支配層は、今でも人を惹きつけるデザイン性の高いタトゥーが施されていました。
歴史もまた、デザイン性の高いものは、自らを装飾するファッションとしてセレブから注目されていたということかもしれません。日本では、明治政府が開国後、髷を落とし、帯刀、刺青を禁止しようとしました。
しかし、日本の刺青の美しさに、欧米の人々は感嘆し、英国皇太子やロシア皇太子が刺青を入れたといわれています。

エドのタトゥー・アートは、日本で刺青を学んだことにあります。彼の義理の母は日本人で芸者をしていました。若い頃、日本に住み、タトゥー・アートをはじめ、日本の文化の影響を強く受けたことで、エドのデザインには日本の文化が根底に流れています。

程良いアンダーグラウンドの風味を維持しながら、刺青・タトゥーはどんどんボーダーレス化が進んでいます。男女やライフスタイルの垣根を超えて様々な人がタトゥーを愛好しています。

刺青は、そもそも支配される側、支配する側において、所属の証と、表現(ファッション)の両面をもっていました。
また、他人に容易く見せることをしない「隠された美」でもあり、その深い奥ゆかしさが、セレブたちの感性に響いたのでしょう。

クリスチャン・オードジェーは、デザイナーとして、数々のヒットを打ってきました。

刺青(ジャパン・タトゥー)をファッションに組み込んだその手法は、ビジネスプロデューサーにとって、参考になるプロデュースといえましょう。

PHOTO:Ed Hardy

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