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LEDの先には、まぶしくない光のIELが待っている

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車を運転していて、対向車のライトが眩しすぎて幻惑され、思わず視界を奪われるという経験は、ドライバーのほとんどの人が経験しているのではないだろうか。

新型アウディ「A8」には対向車への眩しさを自動調整するマトリクスLEDヘッドライトが搭載され、ハイビームのままでもフロントウインドウのカメラが対向車や後続車などの光を検知すると(最大で8光源)、対向車などが眩しくないように自動的に一部を消灯し、対向車や先行車などを眩惑せずにハイビームのまま走行できるシステムが話題を呼んだ。

実際、バックランプなどが眩しくて、信号待ちの時に後ろの車が怒って、車から出てきて、前の車を蹴っ飛ばしてしまうというような事件も起きている。

工場でも、眩しすぎるLEDのライトのおかげで、検品等で傷が見えにくかったり、学校の体育館で、天井高く上がったバドミントンのシャトルが照明の眩しさに幻惑され見えなくなるといったことも多い。

LEDの光のまばゆさが、人間の目には適さないということも言われ、パソコンの液晶画面のバックライトがLEDになり、ブルーライト対策のメガネがよく売れているという現実もある。

省エネで長持ちするLEDだが、より使いやすく人に優しい照明が求められ、最近、市場に出てきた「iEL」が注目を集めている。

iELとは、インダクションエコライトの略で、長寿命、高演色、低出力による高照度を実現させた高品質の省エネ照明(無電極ランプ)。

工場、倉庫、商業施設、体育館、駐車場、街路灯などの照明交換・施工に伴う手間やランニングコストの削減、影を出来にくくし、まぶしさを抑えて目に優しく、高演色の明るい空間を創り出せる。

コストや長寿命というのは、人にとって、とても重要ではある。
しかし、コスト安や利便性だけで、人の生活が豊かになれるとは、ビジネスプロデューサーは思っていない。
人にとって、ほんものの優しさを、常に追求し続ける中で、ビジネスを成功に導いていくのが、ビジネスプロデューサーならではだろう。

※演色性とは、ものの見え方を数値化したもので、最大は100。数値が高いほど物本来の色を表現することができる。
 iELは演色性が80以上あり省エネ照明の中でも最も優れた光といわれる。

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