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デザインを通して世界をつ なぐ-DMFプロジェクト

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稲泉誠氏のDMF(ドリームマンディファミリー)プロジェクトのコンセプト「デザインを通して世界をつなぐ」を中心に、インターネット、特にスマートフォン、アンドロイドを活用し、沖縄に秘められた歴史や文化を含むアートやデザインを世界に向けて発信し、アンドロイドマーケットやグーグルマーケットを利用し、世界標準のスピードある決済による、ひとつひとつは小さいけれど、世界の数字が集まることで、ボリューム あるビジネスを作り出しています。

 

BPA LIVE Vol.1 では、沖縄の伝統文化の素晴らしさと、沖縄琉球に伝わる龍と中国の龍、日本の庶民の龍の違いを語られ、この龍のモチーフが、本年の辰年と相まって、角川映画 初の『テンペスト3D』の公式ノベルティとして、ダウンロードアプリになりました。

 

稲泉氏のプロジェクトのキーワードは3つ。

「不易と流行」「素材感」「イノベーション」です。

「不易」は永遠に変わらないもの。
「流行」は新しみを求めて時代とともに変化するもの。
相反するように思える不易と流行も、ともに風雅に根ざす根源は実は同じ。
永遠に変わらない軸があってこそ、変化するものも輝きを増します。
デザインの根底にはこのスピリッツがあります。

 

DMF プロジェクトの大きな市場は フェイスブックのページへの「いいね」Youtube のダウンロード数が、それを物語ります。国や人種、年齢、性別を超え、「これっていいよね」「これって好きだな」と感じてもらえる結果が、目の前で「いいね」やダウンロードの数字としてリアルタイムに見 えてきます。

しかも、インターネットというコ ンピューターならではの、「今、この時点で、どの国のどの年齢の男女どちらに、このデザインが人気がある」という、一の位までの数字が、画面の前に現れるわけです。

その「いいね」は今だけの「流行」であるのか、あるいは、ロングランと呼ばれる、地道に「これっていいよね」という声が、口コミで伝わっていくものであるのか、といった分析までが、その国に訪れることなくても、数値として現れます。

これはある意味、日本にいなくても、東京にいなくても、アフリカでもどこでも可能になるビジネスであるといえましょう。

しかも、その数字を見て「今月の売り上げが思った以上の伸びが無い」と思ったら、別のインターネットの媒体「Twitter」や「ブログ」その他の SNS といったソーシャルネットワークでのコミュニケーションを取っていくことで、ダウンロードやアクセスの数値を上げて、売上につなげることもできます。

 

デザインの発信としても、多くの人に好まれるもの、あるポイントで好まれるものといった分析も可能になり 新たなマーケティングにもつながります。

しかし、誰もがそれを可能にすることができるわけではありません。そこには、デザインの良し悪しなど、素材そのもののもつ魅力「素材感」が 第二のキーワードとして重要です。

さらに、素材が良くても、なにと組み合わせることで、さらに輝きを作ることができるのか?といった点で、「イノベーション」が求められます。

 

サラリーマン時代に味わった稟議書を回す時間の無駄を嘆き、自分で決裁権を持つ人間になろう!と起業した稲泉氏です。
これからの時代は、目の前にあるツール、人、物、金、情報の中で、いかに組み合わせの絶妙さを読み取ることができるかどうかで世界のビジネスに通用する人間になれるのでしょう。

年収何千万かをもらうことでは満足できず、自分で決めることの自由を手に入れるということは、引換えにするものも多くあ ります。それでも、なぜ、その自由を求めるのか。

 

BPA LIVE を体感いただ いた方には、自分なりの自由をみつけるきっかけになったのではないでしょうか。

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