YouTuberが職業に?You Tubeタレントのプロダクションuuum(ウーム)設立
YouTuberという存在をご存じだろうか。
「YouTubeパートナープログラム」というYouTubeの収益化プログラムを使い、安定したサラリーマンという職業を捨て、YouTuberとして生活を成り立たせている人たちがいる。
YouTubeのチャンネルや動画に広告を掲載すると広告収入の一部をもらえる仕組みだ。
2012年に、この広告の仕組みが一般ユーザー向けにも開放され、ガイドラインを順守すれば誰でも自分の動画に広告を入れて収益を上げられるようになった。
そこで、全くの素人の存在が、YouTubeでアイドルを超えるようなファンを獲得し、自分の趣味の世界で作った動画を、面白いものとして見てもらうことで、二次的に収入を得ることができるようになってきたのだ。
2013年11月15日、uuum株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:鎌田和樹氏)は、業界初のYouTuber向けのプロダクションを開設したことを発表した。
隠された才能が、インタネットやソーシャルメディアによって、開花することが可能になった。
しかし、最初は趣味の延長線上として自由にやっていたことがファンをつかむことであった場合、一般の芸能プロダクションと同様、ビジネスとして成立していく時に、その才能を閉ざしてしまう可能性も大きい。
しかし、一億総テレビ時代の終焉を感じさせる今、新しいエンタテインメントの活躍の場が求められている。
失敗から学び、同じ道を歩まぬプロデュースを行っていくことで、それは可能になるのではないだろうか。