健康器具をコンパクトに!NASAの技術「ForceShoe」
ForceShoeとは、NASA(米航空宇宙局)がISS(国際宇宙ステーション)のクルー(乗務員)用のサンダルとして、開発したセンサーを内蔵する靴であり、最小の健康器具だ。
長時間の宇宙飛行中に、宇宙飛行士が骨格が損なわれたり、筋力が弱くなるという経験のもと、乗員の骨格・筋力の維持のため、NASAはAdvanced Resistive Exercise Device(ARED)を開発した。
ForceShoeは、米XSENSとの協力で開発され、加速度センサーなどを靴底部に内蔵、着用した状態での静荷重や動的な運動データをBluetoothで接続した装置に収集し、地上の健康管理担当者が分析、ISSクルーの健康管理に役立てるという。
ISS内には、できるだけ重量も場所も取らない工夫が必要とされる。
このForceShoeによって、これまで大きな邪魔となっていた家庭内の健康器具の形も変わってくるかもしれない。
ビジネスプロデューサーも、ビジネスをしながら、ForceShoeで健康に留意する時代になるのだろうか。