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海外で普及中のミニ図書館 Little Free Library 日本発祥?

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読書は子どもたちの想像のはじまり!

 

自宅の庭先にミニ図書館を設置する人が世界で増えつつある。
インターネット関連のビジネスをしていたTodd BolさんとRick Brooksさんは、子どもたちの読み書きの能力を向上させようと、アメリカのウィスコンシンで「Little Free Library」を考案した。

「Little Free Library」とはポストのような図書箱を自分の家の庭や玄関先に設置し、そこに自分や周囲の人が本を持ち寄って、皆で貸し借りをしようというシステムになっている。

ミニ図書館を設置したい人は、「Little Free Library」のサイトにアクセスしてボックスを購入し、設置の仕方など、ミニ図書館に関するノウハウが書かれた説明書をダウンロードできる。
そして本を集め、設置場所などの情報をサイト上の地図に登録をすれば完了となる。
「Little Free Library」のボックスは大きさやデザインにより250~500ドルとなっており、自分で日曜大工などで作っても構わないという。
本を借りたい人は、勝手にボックスのを開けて借り、読み終わったらボックスに本を返す。できれば返す時に1冊借りたら1冊寄付してくれるようにというお願いもしている。

2011年にウィスコンシン州でこのプロジェクトを立ち上げたときはわずか100カ所だったミニ図書館も、世界各地に広がり6000カ所に増えたという。
年内には世界55か国、50州の1万5000か所で設置されていると予想され、毎月700~1000か所の割合で増え続けているという。

また、図書箱は、自分でカスタマイズができるので、個性あふれる図書箱が増えた町では、町全体がアートになっている。
さらに、本の貸し借りだけに限らず、「Little Free Library」を通じて、近所にどんな人が住んでいるのか、互いを知り合う場にもなっている。
図書箱の隣にベンチを置いて、通行人が座って読書したり、談笑したりできる環境を整えられた「Little Free Library」では、寄贈される本がどんどん増えているのだという。

市民の力で町をアートとしてのブランド価値を高めたり、コミュニケーションが活発なコミュニティ作りとして、これからの広がりが楽しみである。

 

一方で、日本にも古くから、家庭文庫子ども文庫母親文庫 といった小さな私設図書館があった。
東京子ども図書館は、4つの家庭文庫が集まり、現在も多くの家庭文庫や絵本・児童文学の作家、読者、協力者たちの集まる場にもなっている。
日本ではニュースをはじめ、情報、流行、文化は、海外から入ってきている感覚が強いが、実は、世界は日本の根を追っているだけで、情報の発信の仕方が上手いのかもしれない。

自分の足元は見えにくいものではあるが、まずは自国にある優れた価値を世界に向けて情報発信していくことから始まるのだと思う。

国内99.8%を支える中小企業がひとつになった時、大企業でさえもできない日本経済の新たな確立への道が開かれるのではないかと思う。

 

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