BPA JAPANは、ビジネスプロデューサーという存在にフォーカスしたビジネス情報サイトです。運営は、一般社団法人日本ビジネスプロデューサー協会の事務局運営を受託している株式会社クラブマネジメントが行っています。

Twitterが機械学習のスタートアップWhetlabを買収

0 419

ハーバード大学、トロント大学、シャーブルック大学の研究者達によって開発された「Whetlab」は、ハイパーパラメーター最適化法と呼ばれるテクノロジーで、数行のコードを書くことで、人間の専門家よりも優れたパフォーマンス(提案や回答)を非常に短い時間で提供できるようになるという技術だ。物体認識や、スピーチの処理、そして計算機生物学に役立てることができる。

2015年の7月15日に閉鎖となる「Whetlab」は、ベータ版開始から1年ほどで、Twitterに買収されることになった。

買収のキーワードは、機械学習。

機械学習とは人工知能技術の1分野で、人間と同様な学習能力をコンピュータに持たせるソフトウエア技術である。人工知能技術研究の歴史は古く、なんと、1950年代から行われている。

機械学習によるメリットは、過去のデータを基に未来予測をすること。
例えばECサイトなどのネットショッピングで、「あなたにおすすめの〇〇」といった広告を目にしない日はないだろう。

こうした商品を勧めるレコメンド機能は、2000年になり、オンラインビデオ配信大手の米ネットフリックスが、レコメンデーションソフトのコンテストを数年にわたって実施し、多くのプログラマーが参加したことで、機械学習の精度が上がり急速に広がった。

AmazonやGoogleの検索結果の表示順などの自動入替などに、機械学習のシステムが組み込まれ、SNSに流れるコメントをビッグデータ分析にも機械学習が利用されている。

さらに、大量のデータから一定の規則性(パターン)認識にも利用されている。
多くは顧客の購買分析で、年収や年齢、住居地、仕事、趣味等々、多くの複雑なデータからパターン化した例を取り出すことが可能だ。

人間でも、ストーカーと呼ばれる行為を行う人間は、SNSやリアルな情報を駆使し、相手の日常をつぶさに知るという情報能力をもっている。

が、その能力には、限りがあり、機械学習の感情を消した分析能力は量的な成果をもたらす。

人間の粘着・執着能力による情報収集力には、決して及ぶことはないだろうが、短時間での量的機械学習の能力は、Twitterをはじめ、ネットマーケティングには大きな魅力といえよう。

ビジネスプロデューサーは、機械学習の能力を追加したTwitterが、どのような利用によって変化するのか、Twitter経営陣の考える未来予測が見えているのだろうか。

「Whetlab」の現在のユーザーは7月15日までに、過去のデータのダウンロードを行い、データを保存するよう注意喚起されている。(以降はデータは消える)
さらに、保存したデータを「Spearmint」「SMAC 」「HyperOpt」という他のシステムへ移行することを推奨している。

返信を残す