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高等専門学校(高専)専門領域をマルチ化する教育プログラム試行

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文科省が高専でマルチ教育プログラムを試行

 

文部科学省は高等専門学校(高専)で、2015年度に、複数の専門領域にまたがる内容のパイロット(先導)プログラムを試行する。
当初は、少数の国立校で、ロボット、情報セキュリティー、航空機整備の三つをテーマとする教育プログラムを立ち上げ、成果を見ながら全国の高専に広げる予定。企業や地域社会の求めるニーズが高専の現在の学科と専門領域だけではとらえきれなくなっていることに対応する。

年末にかけて、国立高等専門学校機構に対する運営費交付金の文科省15年度予算概算要求が認められ次第、具体的な計画を定める。

ロボット分野では、現在は、社会に実装できるかを条件に入れずに製作することが多く、パイロットプログラムでは、介護や福祉、災害救助など社会の実際の場面で活用・実装できるロボットを製作する教育内容を想定。

情報セキュリティー教育では、ソフトウエアだけでなく、ハードウエアまで含めてセキュリティー対策を理解できる学生を育てる。ハードウエアは、当初はパソコンやサーバーを対象にするが、将来はネットワークにつながった産業機械なども対象にしたい考え。航空機整備は、格安航空会社(LCC)の普及をはじめとするアジアの航空需要を支えられる学生を輩出する狙いがある。

高専の学生に対する企業の評価は高い。直近5年間の求人倍率は、国立校51校の本科(中学卒業後5年間のコース)学生では、15―19倍の間で推移している。

一方、企業としては、学生に、使えない教育ではなく、実社会ですぐに使えるものを教えてもらいたいと考えている。

 

文科省が社会で使える人材教育ができるのだろうか?

 

果たして、文科省のやたらと簡単なことを難しく並べ立てる文章は、誰のために、なんのために書かれているのだろう?

中央教育審議会大学分科会高等専門学校特別委員会(第8回)議事録・配付資料の資料5をみてほしい。

⇒ 資料5 高等専門学校教育の充実について(審議経過報告)(案)-ものづくり技術力の継承・発展とイノベーションの創出を目指して-

一例をあげよう。

高等専門学校教育充実の具体的方策として、(1)社会経済環境等の変化に対応した教育研究組織の充実とは、

1充実の必要性
 各高等専門学校においては、既述2に示した社会経済環境の変化を踏まえ、本科、専攻科その他の教育研究組織を含めたその高等専門学校全体の教育研究組織が時代の要請するものに相応しいものであるかどうかを常に見直し、充実を図っていくことが必要である。
 その際、画一的にとらえるのではなく、各高等専門学校の置かれている地域の状況や、国・公・私立の役割、位置付け等について留意することが必要であることは言うまでもない。

と、全く意味のない言葉の羅列だ。

具体的対策は、学位授与、教員増加、施設整備、留学生受け入れ等、ハコものを作って税金を使った公務員増加による、プライドを満足させる肩書授与といった、これまでと同様、中身のまったくみえないものばかりで、ここから、ほんとうに新しい教育や人材が生まれるのか疑問だ。

 

ビジネスプロデューサーの考える共育とは?

 

ビジネスプロデューサーは、共にプロジェクトに参加することで、自分を成長させろ!と言う。

知識やお金、名声、権力・・・そうしたものを求める人間らしさを否定するわけではない。
しかし、ビジネスを創り上げるために、揺るぎないコンセプトを守り、一人一人の才能、能力を引出し、さらに向上させながら、目標を段階的に上げていく。

結果が、誰もが幸福と感じる世界に近づくような・・・

枠を作り、最初から目的だけのためにあるような、現在の教育を・・・教育の目的を・・・

共育へと変える役割をBPAは担っている。

 

PHOTO:Ales Krivec

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