デザインは魅せるだけでなく思考にも生かされる
6月30日に開催したBPA LIVE Vol.28のテーマになった「美しいビジネスモデル」には、美しいデザインセンスが散りばめられていることが理解できたのではないだろうか?
美しいデザインを作り上げるためには、インスピレーションや素晴らしいアイデアが不可欠だが、デザインそのものを知ることも大切だ。
さらに、思考の中にも、創造的思考、論理的思考から、デザイン思考へとステップアップすることによって、より自分の生み出すビジネスも向上する。
デザインの基本を理解することも、デザイン思考を導くきっかけになるかもしれない。
こちらのビデオは、50秒弱で、デザインに重要な24の要素をビジュアルで見せてくれる。
Elements of Design from matt greenwood on Vimeo.
プロジェクトを開始するには、緻密な設計者であらねばならない。
「ルールは破ってもよいが、無視してはならない。」
プレゼンテーション資料を作り上げるにも、デザインセンスが大きく結果に関わってくる。
図において、ラインは、いわゆるペンや鉛筆のストロークだが、グラフィックデザインでは、任意の2つの接続された点となる。ラインによって空間は分割され、人の目を特定の場所に向かせることもできる。
さらに、空間に余白を考える「スペース」
色が表現してくれる「カラー」
丸や四角、三角などの「図形」
「スケール」「バランス」「リズム」「ハーモニー」
などなど・・・
最後に「デザインは科学ではなく感性に従うことも重要」であることも忘れてはいけないと教えてくれる。
8月6日(水)には、東京大学キャンパス内にある伊藤国際学術研究センターで、「ビジネスプロデューサーのための3つの思考法」を身につけさせるセミナー「BPA LIVE Vol.29」が開催される。
ただ事実だけを羅列しても、人に響くプレゼンテーション資料は作れない。
ビジネスをデザインするために、どれだけデザイン思考を取り入れられるか。
ビジネスプロデューサーの頭の中(デザイン)を知っておくことで、あなたの翌日からの企画書、プレゼン資料が大きな変革を起こすかもしれない。