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住民が町を創るために「mindmixer」というプラットホームの意義

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コミュニティ・ビジネス(Community Business、略称 CB)という言葉は、世界で重要なビジネスであると捉えられており、欧米ではひとつの産業や雇用の形になろうとしています。

CBとは、地域が抱える課題を地域資源を活かしながらビジネス的な手法によって解決しようとする事業のことと定義されています。

人間が生きる上で、経済・環境・社会の持続可能な発展の必要性を感じ、「コモン=公共」という概念にも取り組むのは、日本だけに限ったことではありません。

mindmixerは、町や学校がサイト内にコミュニティ(自分たちのページ)を立ち上げ、地域の住民が自ら、アイデアや意見、アンケートを募集し、それにコメントを記載してコミュニケーションをとりながら、地域の課題を自分たちで解決していくプラットホームです。

良いアイデアには、皆がポイントを付け、それに対して報酬を与えることもできる仕組みになっています。
多くの公共団体の中で、不透明と感じる中で行われている仕事や問題そのものを、皆で共有し、民主主義が反映されるであろう可能性を秘めています。

mindmixerは、場にこだわらない公共の会議に住民参加してもらうために作られたサービスです。400万ドルの資金調達がされ、今後、企業等の関わりも注目されます。

mindmixerの理念は、関心があるものに人々を巻き込むことによりよりよいコミュニティーを構築しますとあります。
元々、コミュニティのもっている力が失われ、とても大切なものが見失われている今、そこに住む人が不平不満を抱き、悪しき不幸の循環を止めるためのプラットホームの役割は、とても重要であると感じます。

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