マイクロソフト新PC販売方法 Chip In(クラウドファンディング的寄付集め)で大学生に購入チャンス
マイクロソフトは、大学生に新しいPC、または、タブレットを購入する際に、クラウドファンディング的な発想を用いたクラウドソーシング・ウェブサイトを通じた購入方法 Chip In を導入した。
マイクロソフト社は、以前にも、699ドル以上のWindows PCを買った人に向けて、Xbox 360をタダで提供するキャンペーンなども行ってきた。販売促進のために、様々な手段を講じている。
Chip Inとは、英語で、寄付、出し合うといった意味。
マイクロソフト社のChip Inサイトに掲載のPC、あるいはタブレットを選び、Facebookのアカウントを使い、プロフィール、キャンペーンページを作り、友達や家族といったFacebookのつながりある人に、PC購入のための寄付を呼びかける。
このChip Inに参加した学生には、マイクロソフトは最初の10%を寄付することになっている。
そして、Facebookの友達やつながりある他人たちの寄付で、価格に達したところで、PCは、学生の手に渡る。
このキャンペーン成功者について、当初の1万人までには、「Office 365 University」のソフトを4年間無償で受けられる特典も用意されている。
ただし、「.edu」ドメインのメールアドレスを持っているアメリカの大学生や国際学生証を持つ学生が対象となっている。
このキャンペーン期間は、9月1日までとなっている。
日本でも、大学、高校への入学にPCを用意するのは、当然となっている。
9月入学のアメリカの学生にとって、Chip Inで、PCを購入できれば、費用を削減できる。
クラウドファンディングへの投資は、アメリカでは投資額の制限があり、ベンチャーのための小口の投資に利用されることが多い。
そうした法律にも遵守し、大手のマイクロソフトのような形で、この制度を利用していく大企業も増えていくのかもしれない。