Googleストリートビューが簡単に動画化できる優れたツール
それは、「Hyperlapse」
Googleマップ上で始点と終点を選択すると、途中のストリートビュー画像を簡単に早送り動画化できる「Hyperlapse」。リアルタイムで視野を回転することさえ可能だ。
Googleストリートビューは、その街を自分で歩いているような感覚で、モニターの前で世界を旅することができる素晴らしいツールだ。
ただ、これらを動画にするためには、何時間もかけて画像をキャプチャし、合成、編集、制作するという大変な作業を要する。
それをきわめて簡単にできるようにしたのが、Teehan+Lax Labs社の「Hyperlapse」だ。
これは、ストリートビューの画像を取り出し、ひとつにまとめて早送り動画として表示できる非常にシンプルなツールである。
Googleマップ上で始点と終点を選択すると、Hyperlapseによって、そのルートを進むストリートビューの映像が最大60フレーム/秒で作成される。
リアルタイムで視野を回転し、前方の空と道路の風景をスキャンすることさえ可能だ。
Teehan+Lax社によると、このプロジェクトは「Google Maps v3 API」と複数のJavaScriptを使って開発されている。ソースコードは「GitHub」にアップロードされているので、フレームレートや画質、カメラの動きなどを向上させることができる。
埋め込みや共有の機能はまだ実装されていない。
Teehan+Lax Labs社はデザインやウェブ技術を扱っており、「Globe and Mail」紙のデザイン変更などを手がけたほか、投稿サイト「Medium」を運営している。