Amazonが映画のクラウドサービスに参入か?
米インターネット通販最大手のアマゾンは映画のクラウドサービス「ウルトラバイオレット」を計画するコンソーシアムへの参加で、少なくとも映画制作会社3社と協議している事が分かった。
ネット小売り業者から映画を購入したり、ブルーレイディスクからコードを取得したりした人が、映画ライブラリーにネットを通じてアクセスできるようにするもの。
関係者によると、タイム・ワーナー傘下のワーナー・ブラザーズ、ソニー傘下のソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント(SPE)、コムキャスト傘下のユニバーサル・ピクチャーズと協議している。アマゾンはデジタル映画の販売・レンタルでアップルに次いで2位。
映画会社にとって、ウルトラバイオレットは、オンライン映画販売で強大な影響力を持つアップルに対し、小規模な競合相手を結集させるという狙いもある。
時代は、スマホ・タブレット時代といわれ、手のひらにある。
ビジネスプロデューサーは、時代の変化よりも先を歩いていかねばならない。
映画を大きなスクリーンで観ていた時間は過去になり、未来は手のひらで、映画も自分の持ち物に変わっていく。
そこで、どんなビジネスが考えられるか。
ビジネスプロデューサーの頭脳は、先にあるビジネスを考え続けている。
(PHOTO:stokpic)