KADOKAWAのASEAN専門学校は、真の日本コンテンツの学びになるのか?
KADOKAWAは今秋に台湾とシンガポールに日本のコンテンツ制作のノウハウを学べる専門学校を開校する。
2016年までに10カ国・地域で計10校に増やす計画。
2013年10月に設立した子会社のKADOKAWA Contents Academyが運営し、アニメーターや漫画家、声優など5つのコースを用意、シンガポールでは現地の国立大学と提携する。
今後はタイやマレーシアなどASEAN地域を中心に10校を設立予定。
一方、日本のアニメコンテンツファンからは、以下のような声が。
海外にアニメーター増えれば安い労働力で雇えるし、アニメも漫画も昔とちがって今はデータだろうから、誰が作っても、どこで作ってもいいんだろうな。
東南アジアは、ツイートのリツイで回ってくるオタクを見ると、感覚が日本人に近く、日本カルチャーは受け入れられやすいんだろう。
サブカルが日本文化じゃないはず。日本文化のごく一部であって、どちらかと言うと低俗で恥ずかしい分野だと思う。
海外に日本文化をひろめたいならもっと格の高いものを教えてほしい。
文化などとカッコつけてるが、自分とこのアニメを売らんかなという魂胆が丸見えでみっともない。
こういうノウハウは拡散させないほうがいいと思うんだけど。
日本が世界に対して、売れるものは何か?を探すことは、経済にとって重要なことだ。
KADOKAWAグループは、もともと。営業と編集が分社化し、営業・流通と編集の体制で成長してきた。
流通の合理化を目指すため、他社の営業機能を受託する(他社を編集プロダクション化する)事実上の合併を積極的に行っている。
一方で、問題も多く、主婦の友社とは提携解消後に訴訟問題に発展し、ベネッセコーポレーション、アーティストハウスも提携を解消している。
ビジネスプロデューサーは、世界に対して、コンテンツを売る場合、文化的レベルまでも考えたビジネスモデルを作るのであろうか?
8月6日に、ビジネスプロデューサーの毎月の学びの会「BPA LIVE Vol.29」が開催される。
ビジネスプロデューサーに必要なデザイン思考とは何か?を、知る機会を大切にしたい。